占い師の役目って、
考えた事ありますか？
ぼくは１８歳の時から
占いをしていて、
色々な方の占いを
受けた事があります。
占い師の方の
性格や考え方が
占いにも出るので
占いを受ける立場になる
のも面白いです。
自分が占いをしてもらう立場になって、
このように思う時があります。
「もうこの占い師には
頼みたくないな」
あまりその占い師に対して、
好感を抱けなかったのです。
それはなぜか。
それは占いを受けた後に、
「行動を起こそう！」
「自分なら大丈夫だ！」
というような
前向きな気持ち
になれなかったからです。
ただ占いの結果に基づいて、
現状の自分を否定され、
具体的なアドバイスや行動を
教えてもらえなかったのです。
これでは、
嫌な気分になっても
仕方ありません。
お客さんはお金を払って、
現状を変えたくて
悩みから解放されたくて
占いをお願いしているのです。
それなのに、
占い師が自分本位の占い
をしていたらどうでしょう。
もしそれで
自己満足しているようでは、
お客さんは満足できませんし、
その占い師にまた相談しよう
とは思えないでしょう。
この文章を読んでいる占い師の方、
心当たりはありませんか？
占い師として、
あなたの言っていることは
正しいかもしれません。
ただ、
お客さんに
「正しいことを言う」。
これがお客さんにとって
満足していただけること
とは限らないのです。
では、
占い師の役目
とは何なのでしょうか？
それは、
占いや相談を
持ちかけてくれたお客さんを
勇気づけてあげること
です。
相談を聞き入れ、
占いの結果を通して
お客さんにアドバイスをする。
そこで否定だけしても、
お客さんに
「占いをして良かった」
と思ってはもらえません。
お客さんのお話を聞いて
現状の問題点はどこなのか。
それを克服して
現状を変えていくために
どうしていかなければならないのか。
占い師にはそこまで
お客さんに伝える義務がある。
ぼくはそう思います。
占いを通して、
お客さんの気持ちに寄り添う。
そしてその人が
現状を変えるために
行動してみようという
意志と勇気を持ってもらわないと
いけません。
「自分にもきっとできる」
そう思ってもらう必要が
あるのです。
ただ占いの結果だけを
伝えるのは簡単でしょう。
ですが、
それではお客さんは
満足しません。
お客さんに
人生を変える勇気を
与えられるように
なってほしいのです。
もちろん簡単なことでは
ありません。
ぼくも占いを通じて
お客さんにとって
満足していただけなかったことも
もちろんあります。
ですが、
「お客さんに
幸せになってもらう
きっかけを与えよう」
その意思が
あるのかないのかでは、
全く違ったアドバイス
となるでしょう。
ここであなたが
今までしてきた占いを
振り返ってみてください。
お客さんの気持ちに
寄り添った占い
ができていたでしょうか？
ただお客さんに
占いの結果を伝えただけで、
満足していないでしょうか？
占い師はお客さんに対して
悩みを解決するための
アドバイスをします。
アドバイスをする
立場である以上、
自分が言っていることに
自信を持つことは大切です。
しかし、
「お客さんに寄り添った
アドバイスになっているのか」
その点をもう一度
見直してみてほしいのです。
一方的に伝えるだけでは、
お客さんとの信頼関係は
築けません。
「あなたにまた相談したい」
そう思ってもらえるような
占い師になってほしいのです。
占いを通して、
目の前のお客さんを
勇気付けてあげてください。
「あなたにもできる、大丈夫」
と、背中を押してあげてください。
その人を勇気付け、
正しい方に導く
きっかけを与えること。
これが占い師の役目だと、
ぼくは思います。
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こんにちは。しろです。